はじめに:思っていたより“寒い”沖縄
沖縄に移住する前、僕は「一年中Tシャツで過ごせる」と思っていました。
でも、実際に暮らしてみると──冬は意外と寒い。
平均気温は年間で23℃ほどありますが、風が強く体感はぐっと下がります。
とくに北部や読谷のような海沿いは、気温よりも“風の冷たさ”が身にしみる。
冬にTシャツ一枚で外に出るのは観光客くらいです。
この記事では、実際に2019年から沖縄に暮らしてきた僕の経験をもとに、
季節ごとの気候・服装・暮らしの工夫をまとめます。
1. 沖縄の気候の基本:一年中あたたかいが、風と湿気が強い
沖縄の平均気温は23℃前後。
冬でも15℃を下回る日はほとんどありません。
ただし、風が強く湿度が高いのが特徴。
そのため「暑さ」よりも「ベタつき」「冷え」が暮らしに影響します。
| 季節 | 平均気温 | 特徴 |
|---|---|---|
| 春(3〜5月) | 20〜25℃ | 湿度が上がり始める、服装に迷う時期 |
| 夏(6〜9月) | 27〜33℃ | 日差し強烈、台風シーズン |
| 秋(10〜11月) | 23〜28℃ | 心地よいが湿気残る |
| 冬(12〜2月) | 15〜20℃ | 風が冷たく体感温度は低い |
2. 春(3〜5月):湿気との付き合いが始まる
本土ではまだ肌寒い3月でも、沖縄では半袖が多くなります。
ただし朝晩は風が冷たく、羽織があると安心です。
服装の目安:
- 日中:Tシャツ+薄手の長袖シャツ
- 夜:パーカーや薄手のブルゾン
- 靴:サンダル解禁は4月中旬以降
梅雨入りは5月中旬。湿度が一気に上がり、部屋干しが増える季節。
除湿機やサーキュレーターはこの時期から本格稼働です。
3. 夏(6〜9月):日差し・台風・冷房のバランスが重要
「沖縄の夏=南国の楽園」というイメージは、半分正解で半分ちがいます。
確かに海は美しいけれど、日差しは強烈。紫外線量は東京の約2倍です。
服装の目安:
- 日中:通気性の良いTシャツ・短パン・帽子・サングラス
- 室内:冷房対策で薄手の長袖を一枚
- 台風時:雨風が強いのでレインウェア必須
クーラーの効きすぎたスーパーやカフェも多く、冷え対策が意外と大事。
僕は外出時に常に薄手のシャツを持ち歩いています。
4. 秋(10〜11月):いちばん快適な季節
観光にも暮らしにもベストシーズン。
気温は25℃前後で、湿度も下がり、エアコン要らずの日が続きます。
服装の目安:
- 日中:Tシャツ+薄手の羽織
- 夜:長袖シャツ・軽めのジャケット
- 体感的には“春の東京”と同じくらい
地元の人も「この時期が一番いい」と口を揃えます。
僕も秋の夕暮れに子どもと海辺を散歩するのが、いちばん心地いい時間です。
5. 冬(12〜2月):思ったより寒い、でも雪は降らない
「冬でも半袖」──これは完全に誤解です。
北風が強く、体感では10℃前後の日もあります。
服装の目安:
- 昼:長袖シャツ+軽めのアウター
- 朝晩:薄手のダウンやウインドブレーカー
- 室内:フリースやスウェットで十分
僕も移住2年目には、完全に“沖縄体質”になり、
東京で着ていたコートが必要なくなりました。
ただし風の冷たさは侮れません。特に海沿い暮らしの人は注意です。
6. 暮らしの工夫:湿気と冷えをどう乗り切るか
沖縄で快適に暮らすためのポイントは「湿気対策」と「体温調整」。
- 除湿機・サーキュレーターは1年中使う
- 部屋干しは浴室乾燥機が最適
- 靴や革製品はカビやすいので密閉保管NG
- 夏でも冷えやすい人は薄手のカーディガン常備
風通しの良い家を選ぶことも大事。
海沿いの新築より、風抜けのいい平屋のほうが快適なこともあります。
まとめ:服装よりも「湿度感覚」を合わせる
沖縄に移住して気づいたのは、気温よりも湿度で暮らし方が変わるということ。
服装の“正解”はなく、体感で微調整していくのがポイントです。
最初の1年は「暑い」「寒い」と感じる日が多いかもしれません。
でも2年目以降、自分の体が島のリズムに馴染んでいくのを感じるはずです。